『魔法をかける編集』 藤本智士 秋田しばりの Book Cover Challenge 【DAY1】
久しぶりの投稿がこんな内容になるとは思ってもいなかったが、
STAY HOME の生活を彩るために、Facebookのフィードを見てるだけでも、ZOOM飲みやウェビナー、オススメのお取り寄せグルメ紹介など、ただ単なる閉じ込め生活にならないよう皆んなが工夫を凝らしている。
そんな数ある動きの中の一つで、もう既に見たことがある人もいるかもしれないが、
僕にも回ってきた。そう、ブックカバーチャレンジが。
ブックカバーチャレンジ
What is 7days Book Cover Challenge 〜ブックカバーチャレンジとは?〜
読書文化の普及に貢献するためのチャレンジです。参加方法は、好きな本を1日1冊表紙だけの画像と共に投稿していくというもの。説明はしてもしなくてもOK。投稿期間中にバトンを友人たちに繋いでいく、そんな取り組み。
本来であれば、Facebookでそのままやるのが流れなのだが、ただ自分を形作った本を紹介するだけでなく、もう少し広い人に、自分の影響された本を紹介できればなと思い、ブログに投稿する。
また、地域おこし協力隊として発信するのであれば、"秋田しばり"で本を紹介していったら、他のブックカバーチャレンジとも差が出るかなと思ったので、そうする。
【DAY1】1日目に紹介するのは 藤本智士さん の『魔法をかける編集』
大学卒業後、すぐに地域おこし協力隊になった自分は、先輩である企画屋さん、ファシリテーター、カタリスト、デザイナー、写真家や建築家など、切り取り方をある程度定めている方々への憧れを持ちながらも、本当に手探りで、迷っている時期があった。
そんな時に、インプットインプットと思い読んでいた秋田県発行の伝説的フリーマガジン「のんびり」の編集長の方が本を出していると知り、読んだのがこの本だ。
以下がこのために久しぶりに手にとって、目に止まった言葉達
- 「狭義」の編集だけではなく、編集を「広義」に捉えると、編集は雑誌や本の編集者だけに必要なスキルではなくなる
- 日本酒や公共施設もメディアです
- 数字ではなく、ビジョンを感じ取るセンスを身につける
- 東京では売れない雑誌を作る
- 土の人にビジョンがなければあらたな風土なんて生まれない
- ステレオタイプな秋田を残すウェブメディア「なんも大学」
- ほんま夢あるな〜、ケーブルテレビ
さあ、地域活性化だ!!イベントだ!!企画だ!!と目を悪い意味で輝かせて、空回りしていた自分に、「ちょっと待てよ?」と周りを見渡す機会を与えてくれた本である。
地域おこしやまちづくり、秋田での活動に興味がある人は是非、読んでみてほしい。
あまり大げさにレビューを書くと続かなそうなので、この辺で。