「映画を観る」と言うコトが変わってきてしまった。
こんばんは、Shugoです。
今日は、最近悩んでいることについて...
映画館で観る、レンタルビデオ屋でうろうろしながら作品を決める。
実は、来月で家&大学から一番近いレンタルビデオ屋さんが無くなってしまいます。(GEO御所野店なのですが...)未だ無くなってしまった後の映画生活をどうしていくのか決められておらず、途方に暮れています。
閉店の知らせを聞いたときは本当にショックだったのですが、よく考えてみると、地元でも次々とレンタルビデオ屋が潰れていっていたことを思い出しました。きっと、どこでも同じなんでしょう。
僕が映画にハマりはじめたのは高校生の頃。部活や勉強が辛くなると、映画館に行ったり、ビデオ屋さんに海外ドラマを借りに行ったりして逃避しました。映画館は古びていて、席数も少ない映画館だったけれど、モールなどに入っている属に言うシネマコンプレックスとは違い、どこか哀愁が漂っていました。夕方ごろ同級生から電話がかかってきて、突拍子もなくレイトショーを二人で観に行く。こんなのが僕にとっては映画を観るということだったのです。ビデオ屋さんに友達と行ったことはそう多くありませんが、ふと思い立って近くのビデオ屋さんに行き(地元に多かったのはTSUTAYA)、店員さんが書いたポップをサラサラと読んだり、同じ棚の周りをうろうろと周りながら「そろそろ決めないとな」と思い、1つ2つ選ぶ。こんなのが僕にとって映画を観るということでした。
それが、変わってきてしまった。
映画館に取って代わったシネマコンプレックスはどこか映画を大衆向けにしすぎている気がする。エンターテイメントはエンターテイメントなのだけれど、何か趣が無い。
レンタルビデオ屋に取って代わったストリーミングは確かに便利だけど、クリック2回で映画が観れてしまうと、何かとっても軽い。
何もかも便利にすればいいって問題じゃない。
(電子書籍がいくら普及しても、本屋さんは無くならない議論の気持ちがわかった。悲しいのは、古き良き映画館やビデオレンタル屋はどんどん無くなっていっていると言うこと。)
ここで、映画が好きと言っている人たちにお願い。
海賊版やネットで無料で映画を観るのはやめよう。
初めてのデートで映画を観に行き、話が弾んだり。気分が落ち込んで何もしたくない時に映画を観に行って前向きになれたり。特に理由もなく一人で映画館に行き、良作に出会って幸せな気持ちで1日を終えたり。
映画って無料で消費するには、重すぎるエンターテイメントだと思うんです。
簡単に「映画鑑賞が趣味です。」とか言わないで。
映画が好きなら、作っている人、届けてくれている人達に感謝しようよ。
少し攻撃的になってしまってごめんなさい。
けど、僕は映画館が無くなって欲しくない。レンタルビデオ屋さんが無くなって欲しくない。
大切な人とふらっとレイトショーが観れる映画館を次の世代の人にも使ってもらいたいんだよ。
以上、Shugoでした。